<カウンセリングの定義>
1)カウンセリングの基礎となる理論は人間発達とその促進に関する科学である
生涯発達理論+キャリア発達理論→人間生成理論
2)カウンセリングはクライエントがカウンセラーから人間として十分に尊重される人間関係を基盤としてとして行われる。
3)カウンセリングの目標
①クライエントの人間的成長への援助
②豊かな社会生活の実現への援助
③生涯において遭遇する諸問題の予防・解決のための援助
4)クライエントの個性と生き方を尊重
5)調和のとれた人間関係、集団組織および社会の維持や改善など社会環境整備に貢献する
<カウンセリングとサイコセラピー>
カウンセリング | サイコセラピー | |
対象者 | 健常者 | 病者 |
問題 | 人生の問題 | 病理的問題 |
立場 |
成長モデル 可能性を見つけどういかすか |
医学モデル 何が障害かを見つけ、どう治すか考える |
<カウンセリングとその他の活動>
特徴 | 対カウンセラー | |
日常会話 |
対話カタルシス効果 話したい人が話す |
心理学的理論に基づいた予測性 |
身の上相談 | 自分の経験、価値観、叱咤激励 | 本人自身が自ら選び自分の力で解決 |
コンサルティング |
専門家による援助 専門的知識に基ずく情報提供 |
情報提供+自主的な問題解決 |
占い | 暗示的効果 | 暗示、予測しない |